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留学体験談

Hong Kong Polytechnic University

香港理工大学

【香港理工大学の留学体験談】日本のIB校から香港へ!学費免除制度を活用して進学したよしひろさんに聞く大学生活

香港の中心部に位置する香港理工大学(The Hong Kong Polytechnic University)は、世界的にも高い評価を受ける香港の大学の一つです。今回は、そんな香港理工大学でAI・コンピューター分野を学ぶよしひろさんにインタビューを行いました。日本の公立IB校に通っていたよしひろさんは、海外での長期留学経験がない中、IB取得後に日本から直接香港の大学へ進学されました。大学選びでは、香港の高い教育水準に加え、IBスコアによる学費免除制度やCultural Ambassador Scholarship(CAS)の存在が決め手になったそうです。今回は、香港理工大学への進学を決めた理由、IBを活用した出願準備、香港での住まい、食事、休日の過ごし方などについて、詳しく教えていただきました。

2026/10/8
2026/10/13
よしひろ

よしひろさん

Hong Kong Polytechnic University

専攻: Computer Science

  • #正規留学
  • #香港
  • #理系
  • #奨学金
  • #香港理工大学

経歴と留学のきっかけ

どのような高校に通っていましたか?

日本の公立のIB校に通っていました。よしひろ さんよしひろ さん

IB校 = 国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラムを提供している学校。国際バカロレア(IB)のディプロマ(DP)を取得すると、世界各国の大学への入学資格(受験資格)が得られる。

高校卒業後、直接海外大学へ進学されたのですか?

はい。IB取得後、直接海外大へ進学しました。よしひろ さんよしひろ さん

大学進学までに海外経験はありますか?

ないです。大学進学前は、海外へは旅行で短期で行くくらいで、語学留学などの長期での海外経験はありませんでした。よしひろ さんよしひろ さん

なぜ香港の大学に進学しようと思ったのですか?

大学のレベルの高さ
香港には、世界ランク100位以内の大学が5校ほどあり、教育水準が高く、学ぶ環境が非常に整っていると思ったからです。よしひろ さんよしひろ さん

学費免除制度
IBスコアを一定以上取れば、学費免除制度を使うことができます。他の香港の大学に比べ、香港理工大学はこの学費免除の基準点が低く、入りやすさがありました。学費全額、半額免除制度があり、自分にとってとても魅力的でした。

また、香港理工大学には、Cultural Ambassador Scholarship(CAS)という奨学金制度があります。香港理工大学には日本から正規留学している学生が少ないこともあり、僕自身もこの奨学金をいただいています。支給額は年間70万〜80万円ほどで、この奨学金の存在も、香港理工大学への進学を決める大きな要因になりました。
よしひろ さんよしひろ さん


***CAS (Cultural Ambassador Scholarship)制度の対象条件や支給額については、入学年度の公式情報を確認してください!

いつ、またどのような経緯でComputer Science専攻に決めたのですか?

大学への出願時に、専攻を決めました。高校時代からAIに興味関心があったことに加え、ちょうどIBを履修していた時期にAIが注目され始め、技術の進歩や社会の変化を身近に感じていたことが背景にあります。

今後、AIやコンピューターに関する知識がより重要になると考え、将来性も踏まえて、この分野を専門的に学びたいと思い、専攻を選びました。
よしひろ さんよしひろ さん

出願プロセスについて

よしひろさんの出願プロセスについて教えてください。

IBスコアとエッセイを提出しました。

IBの勉強が忙しかったため、それまでは大学受験の準備にあまり時間を割いていませんでした。

8月にIBの模擬試験が終わってから、大学について本格的にリサーチを始めました。学校の進路指導の先生との面談で香港の大学を紹介していただいたことをきっかけに、香港の大学も進学先の選択肢の一つとして考えるようになりました。語学試験ではIELTSも受験しましたが、IB English Bのスコアで英語力の証明を代替できたため、最終的な出願ではIELTSのスコアは使用しませんでした。

11月半ばまでに出願し、12月には合格通知が届いていたと記憶しています。
よしひろ さんよしひろ さん

大学進学前に苦労したことは何ですか?

大学から合格をもらい、「さあ行くぞ!」と進学を決めたのはよかったものの、現地での生活についてほとんど情報がなく、情報収集に苦労しました。

そのため、受験が終わってから家族と一緒に大学を訪問しました。事前にアポイントを取り、実際に現地の学生から話を聞きました。特に、寮の様子や現地での生活、食費をはじめとする生活にかかる費用などについて、留学生の方に詳しく話を伺いました。
よしひろ さんよしひろ さん

香港理工大学について

香港理工大学のおすすめポイントは何ですか?

一番の魅力は、とても便利なところです。大学の寮から徒歩圏内にはイオンやドンキなどがあり、買い物に便利です。気軽にすき家やスシローで日本食を食べることもできます。

香港のほかの主要大学には比較的郊外に位置するキャンパスもありますが、香港理工大学は街の中心部にあるため、生活しやすいと感じています。大学周辺だけでなく、香港のさまざまな場所へ気軽に出かけられるのも魅力です。

また、「理工大学」という名前から理系分野が中心という印象を持つかもしれませんが、人文学やファッションなどを学べる学部もあります。幅広い分野を学べる大学なので、興味があれば一度調べてみるといいかもしれません。
よしひろ さんよしひろ さん

現代建築のような建物が目に留まったのですが、これは何ですか?

「ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」という建物です。2013年に建てられた、デザイン学部の施設だそうです。一般的な教室と同じように授業を受ける場所ですが、3Dプリンターなどの設備も備わっており、アートやデザイン系の学部の学生が学ぶための環境が整っています。

また、セブン-イレブンやカフェも入っているので、授業の合間に休憩したり、ちょっとした買い物をする場所として利用できます。
よしひろ さんよしひろ さん

参考資料

大学の授業について、教えてください!

香港という場所であるため、中国語(広東語)を喋れないとダメだと思うかもしれませんが、授業は必ず英語で行われるので心配はいりません。

授業によって、講義を大人数で受ける授業や、少人数で実際にプログラミングをしてみる授業などさまざまです。僕自身理系ということもあり、講義がメインではあります。課題に関しても、普通の宿題のようなものもあれば、小規模なプロジェクトやレポートなどさまざまです。グループワークの課題が出ることもあるので、他の生徒と関わる機会もあります。

試験は、ペーパーテストがある授業はその点数の比率がとても高いので、試験前にはみんなたくさん勉強します。
よしひろ さんよしひろ さん

印象に残っている授業は何ですか?

数学の授業で、テストのレベルがなかなかに高くてびっくりしました。数学好きの僕からすればとても嬉しかったです。
(ちなみに、数学の授業など、一部の授業はIB生であれば、受講が免除されるので、不安な人でも大丈夫です!)

今取っている教養科目の授業で、中国の芸術の歴史を勉強しているのですが、実際に粘土から陶磁器を作ったり、石を削ってハンコを作ったりしていて、歴史自体にはあまり興味はありませんが、とても楽しいです!
よしひろ さんよしひろ さん

1日の勉強時間を教えてください。(授業がある日の平均と試験期間の平均)

授業がある日は、2時間程度、試験前は朝起きてから夜寝るまで勉強しているので、12-15時間程度です。
試験前に図書館で詰めるタイプです笑
よしひろ さんよしひろ さん

図書館の様子

大学の有名なイベントやクラブがあれば教えて下さい。

中国の伝統的な祝日には、大学全体でお祝いをします。
例えば、旧暦の8月15日にあたる中秋節のお月見や、旧正月の時期には、キャンパス内でさまざまなイベントが開催されています。
よしひろ さんよしひろ さん

大学にいる日本人、また日本人コミュニティについて教えてください。

日本にルーツがある学生は数人いれど、日本からこの大学に来る人はほぼいません。おかげで少数民族に対する奨学金 CAS (Cultural Ambassador Scholarship)がもらえています。日本人コミュニティはまだありませんが、今作ろうと動いているところです!よしひろ さんよしひろ さん

どんなところに住んでいますか?

1年目は寮に住んでいたのですが、2年目はフラットにしました。大学から2駅離れたフラットに大学生2人と一緒に住んでいます。部屋は一人部屋ですが、キッチンなどのスペースは共用です。

フラットは自分で手配しました。学校が紹介している部屋もありましたが、家賃が高すぎるので使いませんでした。部屋探しは、香港の現地の友達にも手伝ってもらいました。
よしひろ さんよしひろ さん

寮生同士が交流する機会はありますか?

はい。寮のイベントが定期的に開催されるので、同じ寮に住むローカル生や留学生と交流する機会はたくさんあります。よしひろ さんよしひろ さん

実際、香港の治安ってどうですか?

東京をイメージしてもらったらいいかなと思います。基本は安全だけど、危ない場所もあるよというイメージです。

さらにいえば、香港に住む日本人などに話を聞いてみても、日本ではたまにニュースになる凄惨な事件などは一切聞いたことがないと言っていて、日本と遜色ないほどには安全な場所だと思います。
よしひろ さんよしひろ さん

普段の食事について教えてください!

普段は自炊をしています。(日本米を炊いてます!)
香港では日本の製品が簡単に手に入るので、日本食に困ることはないです!

学食もありますが、値段は少し高めです。

街中でご飯を食べる時は、Two dish setという弁当のようなものを食べます。沢山候補がある中、ご飯とおかずを2種類ずつ好きなものを選ぶことができます。安いところだと、1食600円ほどです!
よしひろ さんよしひろ さん

現地のおすすめの料理は何ですか?

広東料理、特に海鮮系が美味しいです。
海老チャーハン、酢豚など、沢山の広東料理を堪能しています。
よしひろ さんよしひろ さん

休日や友達と遊びに行く時は何をしますか?

休日は、たまに友達と観光スポットに遊びに行きます。香港にはたくさんの観光スポットがあるので、色々な場所を訪れることができます。

例えば、香港ディズニーランドまでは大学から電車で30〜40分ほどで行けるので、とてもアクセスが良いです。
よしひろ さんよしひろ さん
また、香港の夜景は「100万ドルの夜景」とも言われるほど綺麗で、たまに見に行きます。よしひろ さんよしひろ さん

留学を決意するまで、葛藤はありましたか?

はい、ありました。
IB入試で受験できる日本の理系の国公立大学は限られていたため、日本の私立大学への進学も視野に入れていました。。

香港理工大学から合格通知を受け取った際、提示された奨学金は授業料の半額免除とCAS(Cultural Ambassador Scholarship)でした。これらを活用することで、自己負担する学費は年間約100万円に抑えられる見込みでした。日本の私立大学に進学する場合と学費の負担が大きく変わらないことから、「香港の大学に進学するか、日本の私立大学に進学するか」という選択で悩みました。学費の負担が同程度であれば、将来のために今頑張ろうと覚悟を決め、香港の大学に進むことを決めました。
よしひろ さんよしひろ さん

最後に、これから留学を志す中高生の皆さんにメッセージ、アドバイスをお願いします!

進学先を決める決断は、とても悩むものだと思います。僕自身も、国内の大学に行くか、海外の大学に行くかという決断でとても悩みました。その中で、僕が海外に行くと決めたのは、楽するために苦労するという言葉です。大学生活の中で大変だと思うことはとても多いですが、そのぶん楽しい未来が待っていると思います。私はあなたの挑戦を応援しています!よしひろ さんよしひろ さん

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