【アメリカ・ウースター大学の留学体験談】ダンスと学びが両立できる、私らしい場所
アメリカ・オハイオ州にあるCollege of Wooster(ウースター大学)は、少人数制教育を重視したリベラルアーツ・カレッジとして知られています。学生一人ひとりに丁寧に向き合い、自主的な学びを大切にする校風が魅力です。今回は、社会学を専攻しながらダンスにも情熱を注ぐNachiさんに、Woosterでの大学生活について伺いました!
- 2025/9/13
- 2025/9/13

Nachiさん
College of Wooster
専攻: 社会学
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入学前の経歴について教えてください。
高校までは日本で過ごして、高卒認定を取得した後に海外進学を目指しました。出願は日本からで、栄陽子留学センターのエージェントを利用しました。出願の際にはCommon Appを使い、自分自身にフォーカスしたエッセイを提出しました。課外活動では水泳部、ディベート、生徒会、駅伝、Empowerment Programなど幅広く取り組んでいました。
なぜCollege of Woosterを選んだのですか?
第一に「ダンスができる大学」であることが大きなポイントでした。それに加えて、奨学金が支給されること、宗教色が強すぎないことなども判断基準にしました。他にもいくつか候補校がありましたが、例えばグリネル大学はアカデミックに厳しそうだったのと、奨学金が出なかったため断念しました。
Woosterの特徴を教えてください。
多様性があること、教授や学生との距離がとても近いこと、そしてリベラルアーツ校らしく幅広い学びができる点が魅力です。また、全員が卒業時にIndependent Study(通称IS)という卒論に取り組むのもWoosterの特徴です。内容は自分の専攻に沿っていれば自由で、希望すれば海外での研究にも資金が支給されます!
実際に通ってみて良かった点はありますか?
まず、私の代は留学生が多くて、とても刺激的な環境でした。制限のある社会からきた学生が自由な環境でどう変わっていくかを見るのも面白かったです。教授とも本当に距離が近く、質問や相談がしやすいのが助かります。
逆に「もっとこうだったらよかった」と感じた点は?
都市部ではないので、インターンや就職においては少し不利に感じることがあります。大学院進学が目標であれば問題ありませんが、就職を重視する人には向き不向きがあるかもしれません。また、大学のイメージと街の雰囲気に少しギャップを感じることもありました。
印象に残っているイベントはありますか?
Culture Showというイベントが印象的でした。いろんな国の学生が出し物をして、自分たちの文化を共有する時間がとても楽しかったです。また、雪が降ったときに大学の有名なアーチを雪で埋めるという、ちょっとした伝統も面白いなと思いました(笑)。
1日のスケジュールを教えてください。
朝6:30に起床し、7時からジムやランニング。午前中はメディアのインターンに行って、午後から授業を2コマ。その後はダンスの練習やミーティングがあり、夜は友達と過ごしたり、課題に取り組んだりしています。休日もダンスが中心ですが、昼間は買い物や食事に出かけたり、友達とゆっくり過ごすことが多いです。
学業以外に取り組んでいることはありますか?
ダンスは2つのチームに所属していますし、メディア系のインターンや、留フェロのサマーキャンプにも参加しました。課外活動を通じて、自分の興味や将来に繋がる経験ができているなと感じています。
入学前にやっておいて良かったこと、やっておけばよかったことは?
英語よりも、タイピングができてよかったと思っています(笑)。課題が多いので、タイピング力はかなり大事です!あとは、留学先でどう過ごしたいかを自分の中でイメージしておくことが大切だと思います。
これから留学する人へのメッセージをお願いします!
助けを求めることを恐れないでほしいです。言語力というより、人間的に成長できるのが留学の一番の魅力だと思います。もし迷っているなら、一歩踏み出してみる価値は大いにありますよ!