【ノッティンガム大学マレーシア校での留学体験談】勉強はもちろん、”オリンピック”などユニークなイベントで溢れるマレーシア生活!
今回は、マレーシアにある**University of Nottingham(ノッティンガム大学マレーシア校)**Finance Management & Business Analyticsを学ぶKeiさんに、実体験を伺いました! 高校時代に海外大学を目指す決断をした背景や、マレーシア校を選んだ理由、出願プロセス、大学生活まで…リアルな声がたっぷり詰まった内容です!
- 2025/11/10
- 2025/11/10

Keiさん
University of Nottingham Malaysia
専攻: Finance Management & Business Analytics
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入学前の経歴について教えてください
小中は公立、高校は私立と、完全に日本で生まれ育ちました。なので、海外には旅行でハワイやシンガポールに行ったくらいですね。
小中高校では13年間、ずっと硬式テニスを続けていて、大阪代表としてインターハイにも出場するほど熱中していました。その経験のおかげで、海外でも怖気づかずに人に話しかけて、友達をすぐに作れました!
海外大学進学を決めたきっかけは、高校の英語の恩師(アデレード大学院卒)が「向いてるんじゃない?」と勧めてくれたことでした。
もともとは日本の大学進学を考えていたんですが、高校の終わりにその話があり、1ヶ月くらいで決断しました(笑)。どこかで日本の大学に対して迷いがあったので、海外に挑戦することに前向きでした。
ノッティンガム大学マレーシア校を選んだ理由は?
金銭的な理由と、自分の英語力に自信がなかったこともあり、マレーシアが現実的な選択肢でした。また、同じ高校の2つ上の先輩を紹介してもらって、何校かキャンパスツアーに参加した後、今の大学に決めました。
ネームバリューも魅力の一つでしたが、キャンパスが自然に囲まれていて静かな環境だったのが決め手でした。モナシュ大学のマレーシア分校とも迷いましたが、都会だと遊びすぎてしまうかなと思って、あえてこっちを選びました(笑)
なぜその専攻(Finance Management & Business Analytics)に?
もともとはマーケティングを学びたいと思っていましたが、レクチャーを聞く中で、「理論を考えて話すよりも、数字で物事を見る方が面白い!」と感じて、Business Analyticsに変更しました。
出願プロセスについて
3月に出願しました。必要だった書類は以下の通りです:
- IELTSスコア
- エッセイ
- 高校の成績表
エッセイについては、正直あまり覚えていませんが(笑)、大学を志望した理由や将来成し遂げたいことなどを書いたと思います。キャンパスを訪問した後に書いたので、書きやすかったです。英語の表現は先生の助けを借りて、自分の言葉で色を出すことを意識しました。
最終的には、無料のエージェントを使ってスムーズに手続き完了!
4〜5月に結果が出て、安心しましたね。
校風について感じたこと
オンとオフの切り替えがしっかりしている生徒が多いですね。遊ぶときは遊ぶし、勉強するときは集中する。
中には、企業から「未来の人材」として奨学金をもらっているマレーシア人学生もいて、そういう優秀な人たちとディスカッションできるのは刺激的です。グループワークの内容も濃くて、満足しています。
ノッティンガム大学マレーシア校の特徴は?
- ノッティンガムというネームバリューのおかげで、多国籍な学生が集まる(国際色がとても豊か)
- UK式のカリキュラムで、Foundationと本コースの2段階
- Businessの基礎を学ぶFoundation of Businessに在籍していた経験あり

実際に通ってみて良かった点は?
ギャップが少なくて、想像通りの大学生活が送れています。
特に、「勉強ついていけるかな…」という不安があったんですが、自分でもしっかりやれていることが確認できたのは大きな安心感でした。
あとは、コミュニティが小さめなので、友達が作りやすいのも良かった点です!
逆に悪かった点は?
全体的には満足していますが、少し残念だった点もあります。
- 生徒の意識に差がある(全員が真剣とは限らない)
…やはり生徒の中にはクラスにきちんと出席しないなどの勉強に対してあまり熱意が見えない生徒もいました。
- 教授の質にばらつきがある(ある程度やっていれば単位が取れてしまう)
…教授の中には自分の期待や能力値まで求められないこともあるので、もっとできると物足りなさを感じる時もありますね。
総合的に期待値が高かった分、1年目には少しギャップを感じました。
授業スタイルについて
- レクチャー(100人規模)とチュートリアル(20〜30人)に分かれています。
- チュートリアルは2〜3週に1回、クイズやディスカッション形式で行われます。
- ビジネス分析学は数字を扱うコースなので、問題演習が多め。
特に印象に残っているのが、ビジネス分析学の授業。
ビッグデータの可視化や相関分析のプロセスが面白く、考察力が鍛えられました。ただ、文系出身だったのでプログラミングは難しかったです…。
なので、疑問があればすぐチューターや教授とミーティングをして乗り越えていました。
キャンパスと施設について
施設は「普通」ですが、24時間利用できるスタディスペースがあって、ディスカッション用テーブルで友達と勉強できるのが魅力です。
寮と食事環境
- 基本は1人部屋を好む学生が多く、僕も1人部屋でバスルームは隣人と共有。
- カフェのご飯は多国籍対応で種類豊富。
これはャンパスツアーの時から気に入ってました!例えば、日本食、マレーシア食、ベジタリアンなどカテゴリー別に分けられていて気分によって好きなものを食べられるのは嬉しいですね。
学校外での生活は?
休日は、外食やクラブに行くなど、ごく普通の大学生活をしています。
日常はコーヒーを飲んで、硬式テニスや大学から始めたサッカーで身体を動かすのがルーティン。
長期休暇は、友達とAirbnbを使ってマレーシア国内を旅行しています。マレーシアは島国なのでビーチに行くことが多いですね。
課外活動について
- サッカーと硬式テニスを継続中。
- サッカークラブでは財務として100万円以上の資金管理を担当。
…専攻との実践的なつながりがありました。交渉力やマネジメント力を鍛える良い機会でした。

他にも、ノッティンガム大学マレーシア校では起業家クラブがマレーシアの経済省とコラボするなど、外部とのつながりも豊富です!
印象に残ったイベントは?
学校には、オリンピックみたいなスポーツ大会があります!
各国の学生が種目ごとに競い合って、僕はサッカー・フットサル・テニス・ドッジボール・バレーに出場しました。
マレーシアではドッジボールが公式スポーツに認定されてるくらい人気で、みんな本気でした(笑)


入学前に知っておくべきこと
英語の文法は問題なかったけど、会話力は高校時代まだ不十分だったので、テキストを解いたり、オンライン英会話で鍛えました。
これから留学する人、したい人に一言
やはり、海外大学というところで怖気付くところを自分の力を過小評価せずに思い切って挑戦してみて下さい!
まとめ
Keiさんの体験談からわかるのは、海外大学進学は勇気が必要だけど、その分得られるものが大きいということ。
マレーシアという選択肢も、コスト面や環境を考えると実はかなり魅力的です!
留学を検討している方は、ぜひKeiさんのようなリアルな声からヒントを得て、自分に合った進路を描いてみてくださいね。


