- 2025/9/3
- 2025/9/6
【5分でわかる】シドニー大学留学の全知識

この記事を書いたライター
Sona
神奈川県出身、中学3年の時に家族の都合でオーストラリアに引っ越し現地の学校に進学。現在はシドニー大学で、データサイエンスと統計学を学んでいる。
みなさん、こんにちは!現役海外大生ライターのSonaです。
「オーストラリアの大学に進学したいけど、実際の情報が少ない…」
「シドニー大学って名前は聞いたことあるけど、実際どんな雰囲気なの?」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、シドニー大学は世界的にも高く評価され、日本人にとっても非常に魅力的な留学先です。歴史あるキャンパス、美しい自然環境、そして多国籍な学生コミュニティは、学びだけでなく人生経験としても大きな財産になります。
この記事では、
- シドニー大学の基本情報と特徴
- シドニー留学のメリットとデメリット
- どんな人におすすめか
について徹底解説していきます。
これからシドニー大学への留学を検討している方、オーストラリア留学に少しでも興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
第1章:シドニー大学とは?
シドニー大学(The University of Sydney)は、オーストラリアで最も歴史ある大学のひとつであり、世界的にも高く評価されています。
世界大学ランキングでの評価
シドニー大学は、QS世界大学ランキングで常にトップ50前後にランクインしており、教育・研究の両面で世界水準の実績を誇ります。特に人文科学、医学、法学、ビジネス分野での評価が高く、国際的に通用する学位を取得できる点が魅力です。
歴史と伝統
1850年に設立されたシドニー大学は、オーストラリア最古の大学として知られています。石造りの歴史的なキャンパスは「南半球のオックスフォード」とも呼ばれ、学術的な伝統とモダンな学びが共存する環境を提供しています。
学部・専攻の幅広さ
シドニー大学は学問分野の選択肢が非常に豊富で、人文科学、経済学、理工学、医学、デザイン、教育学など幅広い専攻から選ぶことができます。世界中から集まる学生たちと共に学ぶことで、専門知識だけでなく多様な視点を養えるのも特徴です。
卒業生ネットワークの強さ
シドニー大学は、オーストラリアの歴代首相や最高裁判所判事、ノーベル賞受賞者など、数多くの著名人を輩出しています。その広大な卒業生ネットワークは、世界中で活躍する同窓生との繋がりを築く大きなチャンスとなります。
第2章:シドニー留学のメリット
シドニー大学に留学する最大の魅力は、学問だけでなく生活環境やキャリア形成の面でも恵まれている点にあります。ここでは、日本人留学生にとって特に大きなメリットを紹介します。
1. 治安の良さと安心できる環境
シドニーはオーストラリアの中でも治安が良い都市として知られています。夜間でも人通りの多いエリアは比較的安全で、街中には監視カメラや警備も整備されています。初めての海外生活でも安心して暮らせるのは大きなポイントです。
2. 日本との時差が少ない
日本とシドニーの時差は最大で2時間。そのため、家族や友人とオンラインで連絡を取りやすく、時差に悩まされることがありません。特に初めての留学では、この「精神的な距離の近さ」が大きな安心材料となります。
3. 多文化社会で留学生に寛容
シドニーは世界中から人々が集まる多文化都市です。移民の受け入れに積極的で、英語が母語でない留学生にも理解があるため、国際的な環境で英語を学ぶには最適です。多様な文化に触れることで、国際感覚も自然と身につきます。
4. 美しい自然と快適な気候
シドニーといえば、世界的に有名なボンダイビーチやオペラハウス、ハーバーブリッジなど観光資源に恵まれた都市です。年間を通して温暖な気候で、キャンパスから少し足を伸ばせばビーチや国立公園が広がっています。勉強だけでなく、自然の中でリフレッシュできるのも魅力です。
5. 就職・インターン機会が豊富
シドニーはアジア・オセアニアの経済拠点でもあり、グローバル企業のオフィスが数多くあります。大学のキャリアセンターを通じてインターンシップや企業との接点を持てるチャンスも豊富で、将来のキャリア形成に直結します。
6. 学生サポートが充実
シドニー大学は、留学生向けの英語学習サポートやカウンセリング、キャリア相談を提供しています。特に英語サポートプログラムや就職ガイダンスは利用する学生も多く、初めての海外生活でも安心して学べる体制が整っています。
第3章:デメリット・注意点
どんな留学先にもメリットと同時にデメリットがあります。シドニー大学やシドニーでの生活にも注意しておきたい点がいくつかあります。事前に知っておくことで、より現実的な準備ができます。
1. 生活費や物価が高い
シドニーはオーストラリアの中でも物価が高い都市です。特に家賃はシティ中心部で日本の大都市以上になることも珍しくありません。生活費の目安を事前に計算し、シェアハウスや郊外での生活も検討すると良いでしょう。
2. アルバイト探しに苦労することも
学生ビザでも週に一定時間のアルバイトが可能ですが、英語力や経験次第で仕事探しが難航することもあります。特に飲食店や接客業ではネイティブレベルの英語力が求められる場合があるため、早めの準備が大切です。
3. 日本からの距離が遠い
日本からシドニーまでは飛行機で約9時間。距離があるため、気軽に帰国できるわけではありません。長期休暇の計画や家族との連絡方法を考えておく必要があります。
4. 気候や環境が合わない人もいる
シドニーは温暖で過ごしやすい反面、紫外線が非常に強いのが特徴です。日焼け止めや帽子は必須で、肌が弱い人にとっては慣れるまで大変に感じることもあります。
5. 医療費が高額
オーストラリアは医療費が高く、診察や治療に思わぬ費用がかかることがあります。そのため、留学生はOSHC(Overseas Student Health Cover)という保険加入が義務付けられている点に注意しましょう。
第4章:シドニー大学留学に向いている人
シドニー大学は誰にとっても魅力的な大学ですが、特に以下のような人におすすめの留学先です。
1. 多国籍なコミュニティで成長したい人
キャンパスには世界中から学生が集まり、国際色豊かなコミュニティを形成しています。異なる価値観に触れながら学びたい人、グローバルな視野を身につけたい人には大きなチャンスとなるでしょう。
2. 英語力を鍛えながらアジア拠点でキャリアを作りたい人
シドニーはアジア・オセアニアの経済拠点であり、多国籍企業のオフィスが集まっています。英語を実践的に使いながら、将来のキャリアに直結する経験を積みたい人にとっては理想的な都市です。
3. 将来、国際的に働きたい人
国際機関や外資系企業を目指す人にとって、シドニー大学での経験は大きな武器になります。国際的なネットワークを築き、世界で通用する人材になりたい人におすすめです。
第5章:留学準備の流れ
出願方法:
シドニー大学へは、大学公式サイトから直接出願する方法と、留学エージェントを通じて出願する方法の2種類があります。英語での手続きに自信がある人は直接出願でも可能ですが、不安がある場合はエージェントを利用するとサポートを受けながら進められるので安心です。
必要英語スコア:IELTS / TOEFL(学部による)
学部・専攻によって異なりますが、一般的にはIELTSで6.5以上(各セクション6.0以上)が求められます。TOEFL iBTの場合は85点以上が目安です。コースによってはさらに高いスコアが必要になる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
奨学金情報:オーストラリア政府・大学独自の制度あり
シドニー大学やオーストラリア政府は、留学生向けの奨学金制度を用意しています。学費の一部が免除されるケースや、成績優秀者向けの支援など種類はさまざまです。経済的な負担を軽減するために、必ず奨学金情報をチェックすることをおすすめします。
滞在方法:
留学生活で重要なのが住まいです。シドニー大学には学生寮があり、キャンパスに近い環境で安心して生活できます。一方で、現地学生や他大学の学生と暮らせるシェアハウスも一般的です。コストを抑えつつ国際交流を楽しみたい人にはシェアハウスが人気です。
費用の目安:
授業料は学部によって異なりますが、年間で約30,000〜45,000豪ドルが目安です。さらに、シドニーでの生活費(家賃・食費・交通費)として年間20,000〜25,000豪ドル程度かかるため、トータルで年間500〜700万円前後の費用を見込んでおく必要があります。
第6章:まとめ
今回の記事では、シドニー大学留学の魅力と注意点を紹介しました。
- 世界大学ランキングでも高評価の教育環境
- 治安の良さ・多文化社会・豊富なキャリアチャンス
- 一方で物価や距離のハードルもある
結論:シドニー大学は「世界に挑戦したい人」「国際的に成長したい人」にぴったりの留学先です!
ただし、実際の留学生活を充実させるには、事前の情報収集と準備が鍵になります。
もっと詳しい情報や体験談を知りたい方は、ぜひ【関連記事】や留パスのサポートサービスをチェックしてみてください!
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