- 2025/8/1
- 2025/8/3
【保存版】交換留学の進め方と出願準備 完全ガイド


この記事を書いたライター
Akane
幼少期に2年間を海外で過ごし、中高大と都内の学校に通う。 国内大学からアメリカの公立大学へ、1年間の交換留学を経て帰国。
交換留学出願までのステップや志望理由書の対策まで、失敗しない出願準備のコツを、元交換留学生が伝授!
こんにちは!アメリカの University of Wisconsin–Madison に交換留学していた、Akaneです!
「交換留学って何?」
「TOEFLやIELTSってどのくらい必要?」
「志望理由書や面接って何を準備すればいいの?」
そんな不安や疑問を持つ方も多いと思います。
結論から言うと、交換留学は“情報戦&計画勝負”!
制度の仕組みを正しく理解し、早めに準備を始めれば、誰でもチャンスを掴むことができます。
この記事では、交換留学の基礎知識から出願準備、書類対策、面接、体験談までを徹底的に解説しています!
この記事でわかること:
- 交換留学制度の仕組みと種類
- 出願スケジュールと準備ステップ
- 学内選考(志望理由書や面接)の対策法
- 出願体験談とアドバイス
目次:
- 交換留学とは?
- 出願ステップ
- 大学の制度のリサーチ
- 語学スコアとGPA対策
- 出願に必要な書類と学内選考のポイント
- 出願準備の体験談
1. 交換留学とは?制度の仕組みを正しく知ろう
🔹交換留学とは?
所属大学と海外の提携校(協定校)との間で行われる留学制度の総称です。
多くの場合、授業料は日本の大学に支払うため、費用を抑えられるのが魅力です!
JASSOやトビタテ!留学JAPAN、各大学や企業による、交換留学生用の奨学金も多数存在するため、資金面に不安を感じている人は、少し調べてみることをお勧めします。
大学やプログラムによっても異なりますが、半年〜1年間のプログラムが主流です。
🔹所属大学によって異なるポイント
• 提携している国・地域・大学
• 募集人数と競争率
• 出願時期と選考スケジュール
• 必要な語学スコアとGPA
• 選考ステップ(推薦状や面接の有無)
[Class: チェック]
交換留学制度は大学ごとに条件が全く異なります。
まずは、所属大学の「国際センター」「留学支援サイト」「過去の派遣実績」などを徹底的にチェックしましょう!
2. 留学準備のステップ:情報収集と計画立てがすべて!
🔹STEP1:大学の制度をリサーチ
まずは、どの国にどんな大学があるかをチェック!
希望する言語・国・専攻などの観点から、自分の軸を持って候補を選定しましょう。
出願に必要な条件(TOEFL/IELTSスコア、GPA、志望理由書、面接や推薦状の有無など)もしっかりと確認する必要があります!
出願時期は比較的早く、1年以上前に締切が来る場合も多いので注意が必要です!

🔹STEP2:語学スコアとGPA対策を早めにスタート
語学試験とGPAは、短期間では伸びにくいので早期対策が基本です!
スコアとGPAが高いほど、希望校の選択肢と合格可能性が広がります。
また、出願先の地域によって、認められている語学試験が異なるので注意!
例:
・北米・オセアニア圏:TOEFL/IELTSどちらでもOK
・イギリス:IELTSのみの場合が多い
・フランス・ドイツなどの非英語圏:TOEFL/IELTSの他に、現地言語の語学スコアが必要な場合もあり

3. 出願に必要な書類と学内選考のポイント
🔹語学スコア(TOEFL/IELTSなど)
大学・プログラムごとに必要スコアは異なりますが、一般的な目安はTOEFL iBT 80〜100点、IELTS 6.5〜7.5あたりになります。
英語圏以外(フランス、ドイツなど)は別途現地言語のスコアが必要なケースも!
🔹GPA(成績)
多くの大学がGPA3.0以上を求めることが一般的です。
人気の提携校は競争率が高く、GPA3.5以上が実質的なボーダーになることもあるため、過去の倍率や留学経験者からの話を参考に、できるだけ高いGPAを目指しましょう!
🔹志望理由書(エッセイ)
志望理由書のポイントは、大きく3つあります。
- なぜその国・大学に留学したいのか
- 今の学びや将来のビジョンとのつながりは何か
- 私が留学することで、所属大学・派遣先の大学に何をもたらすことができるのか
以上3つの軸を中心に、これまでの経験やエピソードを盛り込んで構成すると説得力がUP!
🔹推薦状(必要な場合)
ゼミや授業の教授など、お世話になっている先生に早めに依頼しましょう!
せっかく推薦状を書いていただくなら、最高の推薦状にしてほしいですよね?
そのためには、出願の目的や留学先で履修したい授業分野、ぜひ記入してほしい内容を事前に共有することが大事になってきます。
依頼は、出願の2ヶ月以上前にお願いするのが理想!
特に長期休みを挟む場合などは、1ヶ月前前後でリマインドの連絡をしておきましょう!
🔹面接(必要な場合)
志望動機や現地で学びたいことを、自分の言葉で伝えられるように準備しておきましょう!
留学経験者の先輩に、過去の質問を聞いたり、模擬面接をお願いして対策を!

4. 【体験談】私の交換留学出願ストーリー
🔹出願準備で大変だったこと
一番悩んだのは、志望理由書の内容を深掘りすることでした。
私の場合は、以下のような観点から、自分なりに整理して書き進めました。
- なぜ留学をする必要があるのか
- 「語学力を伸ばしたい」以上の理由を、自分の経験ベースで書けると◎!
- 現在の専攻と希望大学の関連性(その大学である理由)
- 世界大学ランキングなどを参考にして、自分の専攻分野の評価を見てみると、書きやすくなります!
- 留学を通じて将来どう活かしたいか
- 具体的なキャリアである必要はなく、留学という経験を活かしてどんな人物になりたいか、社会に何を還元したいか、を考えてみてください!
- 留学することで自分が大学に何を還元できるか
- 大学が、リソースを割いて交換留学の制度を整えるのには理由があります!
- 大学側の立場に立ったとき、留学から帰ってきて周りに良い影響を与えてくれそうな生徒に機会を与えたいと思うはず。その視点も少し入れてみてください!
🔹やってよかったこと
私がやって良かったことは、大きく3つあります。
- 過去の派遣者の体験談や報告書を熟読したこと
- 1年を過ごすことになるなら、楽しそうだと思える大学に行きたいですよね?
- ここに行きたい!、と思える大学をぜひ見つけてください!
- 実際に留学していた先輩に連絡をとり、志望理由の壁打ちと志望理由書の添削をお願いしたこと
- 先輩の成功体験から、参考にできそうなことを全て吸収しちゃいましょう!
- 倍率・要件・希望度合いをもとに志望校の順位を戦略的に設定したこと
- 自分の語学スコア、GPA、過去の倍率や合格者の条件などを参考にしながら、現実的な合格ラインを見極めておけば、交換留学に行ける可能性は格段と上がります!
🔹これから交換留学を目指す人へ

5. まとめ|交換留学は情報収集と準備がすべて!
今回は、交換留学制度の基本から、出願準備・語学スコア対策・志望理由書の書き方までを体系的に解説しました!
交換留学は誰でも実現可能な制度であり、早めの準備と情報収集が成功のカギとなります。
GPA・語学スコアに加えて、志望理由の明確さや準備の丁寧さが合否を左右するため、しっかりとした準備を行いましょう!
そして困ったときは、留学経験者の先輩やサポートサービスを活用してください!
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