- 2025/9/8
【コラム】アメリカ大学生が通うパーティースクールに先入!”THE” アメリカンでワイルドな世界
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この記事を書いたライター
Ryan
東京生まれ。15歳からアメリカのウィスコンシン州に移住し、現地の高校に通い卒業。米・university of Wisconsin-Madison校に進学し、不動産とマーケティングを専攻中。大学では日本人の少なさを肌で痛感し、日本人に留学をより身近に広める手助けをしたいと思い参画。
皆さん、こんにちは!
アメリカ・ウィスコンシン州の University of Wisconsin-Madisonで不動産とマーケティングを専攻している3年生のRyanです!
今回は私の大学で年に一回の大イベント、『The Mifflin Street Block Party』(略, Mifflin) についてお話ししたいと思います。
日本とは全く違う飲みの文化や規模、起源や近年の特徴などを詳しく話していきたいと思います!
毎年4月の最終土曜日『Mifflin』
この記事を読んでいる皆さんはまだ飲みについてわからないと思いますが、日本だと居酒屋、バー、またはコロナ以降は宅飲みなどが一般的で大人数が集まる飲みのイベントは多くありません。
実は、Mifflinは10000人以上のMadison生や他大学生、OB/OG生や親などが約650mの道に集まり、朝から晩まで飲んでいる典型的なアメリカン飲みイベントです。
道の両端にある家の屋根(去年から禁止)や中庭などに集まる人も多く、まともに歩くことができないぐらいの混雑です(笑)

中でも面白いのは、アメリカではオープンコンテナ法(Open Container Law)といって、 公共の場(道路、公園、歩道など)でアルコール飲料を「開けた状態」で持つ・飲むのは禁止されているのですが、この法に違反しないように皆、道の横にある私有地(庭)に入りそこで飲みます。なので、皆緑の上を踏みながらアルコールを飲みますが、飲んだ後の空き缶やゴミなどが目立ちます。
実はUW-Madisonに通っている生徒たちは、Mifflinの1〜2週間後にはFinal Examがあり、その前の息抜きともなっているイベントです!
この規模のイベントとなってくると、学生の行き過ぎた行動も目立ってきてしまいます。
毎年150〜200名の警察官、ドローン、自転車に騎馬部隊までもが投入され、群衆の監視と安全確保が一般的となっており、未成年飲酒(Underage Drinking)が一番の問題になっています。
毎年50〜60人程は捕まっていることもあり、地元のニュースではよく懸念視されているのも事実です。
2年前のMifflinでは、中庭に止められていた車が学生たちによってひっくり返されたことなどもありました。
みなさんも適度な飲酒と適度な行動を心がけてください!
アメリカで行われている飲みゲーとは!?
日本で馴染み深い飲みゲーというと、リズミカルな山手線ゲーム、王様ゲームやカラオケなどでのコールが一般的で、ゲームに負けた人が飲まされるというのが普通ではないでしょうか。
アメリカでは日本と違って、道具を使った飲みゲーム(ピンポン玉やコップ)が多く、ゲームに勝つためには飲むことも多いです。
今回はアメリカで特に有名なBeer PongとFlip Cupについて紹介したいと思います!
🍺 Beer Pong(ビアポン)

基本ルール
- 人数:2対2(チーム戦が一般的)
- 道具:テーブル、プラスチックカップ20個(1チーム10個)、ピンポン玉2個、ビールまたはサワー
- 配置:テーブル中央にカップを三角形に並べ、各カップにビール(水の場合も)を少量注ぐ
- 進行:
- 自分のチームの人は、テーブルを挟んで反対側に立ち、チーム交互にピンポン玉を投げる。
- 相手カップに入ったら、そのカップのビールを相手が飲む(水の場合は、カップを端に寄せ、最後に負けたチームが一缶飲む)
- カップを端に寄せ、カップが全てなくなるまで続ける。
- 自分のチームの人は、テーブルを挟んで反対側に立ち、チーム交互にピンポン玉を投げる。
勝敗
- 相手のカップをすべて消したチームが勝ち。
- 勝負後、残ったカップのビールを敗者が飲むのが伝統。
特徴
- アメリカ大学パーティーの象徴的ゲーム。
- ルールのアレンジが多く、リバウンドOKやバウンスショット倍ルールなどハウスルールが存在します!
ピンポン玉を投げる技術が問われるゲームなので、向き不向きはありますがハウスルールによって平等にしていくのも特徴です。
続いてはこれとは正反対のゲーム、Flip Cupについて紹介します!
🍻 Flip Cup(フリップカップ)
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基本ルール
- 人数:複数人(最低4人、チーム対抗で大人数も可能)
- 道具:テーブル、プラスチックカップ、ビール
- 進行:
- 各プレイヤーはカップに少量のビールを入れる
- 合図で一番端の2人がカップのビールを一斉に飲み干す
- 飲んだカップをテーブル端に置き、指でカップの底を弾いて「逆さま(底を上)」にひっくり返す
- 次の人が同じ動作をする(リレー形式)
- 各プレイヤーはカップに少量のビールを入れる
勝敗
- 先に全員がビールを飲み、カップをひっくり返したチームが勝ち。
特徴
- 短時間で盛り上がる「スピード勝負」系。
- 飲む量は少ないがテンポが早く、一気飲みの連続でかなり酔いやすい。
- チーム戦なので一体感があり、盛り上がりやすい。
アメリカでは日本と違い、ショットをよく飲む文化があります。
負けたチームは全員ショット!なども珍しく無いため、自分のリミットを知り、ほどほどにしましょう!
まとめ
私の通っている大学は、全米でもトップレベルのパーティースクールということもあり、飲みに関しては他の大学よりも突出していてもしかしたら普通ではないかもしれません。(笑)
でも、こんな学校や生活もあるのだと紹介できて良かったです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
大人数の飲みのイベントや飲みゲーの違いからも国の文化などが見えてくるのは面白いですよね!
それではまた!
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